Port11Vision Launches New Project "Gutai Rewind" - Nothing Is Original- In Japanese
Gutai Rewind
Port11Visionは、創造の本質を再定義するアートプロジェクト「Gutai Rewind」 をローンチしました。
本プロジェクトは、戦後の前衛芸術運動「具体美術協会」が持っていた創造のエネルギーを、現代の視点から再構築する試みです。
Concept|「創造とは何か?」の再定義
1950年代、具体美術協会を率いた吉原治良は「人のまねをするな」という理念を掲げました。
この強いメッセージに対し、Port11Visionは次のように応答します。
「0から1を生み出すことは不可能。存在しているものを編集する。1の中で、より良い1を探す。」
創造とは、無から何かを生み出す魔法ではなく、
既にこの世界に存在している要素を再編集し、文脈を変え、再発見するプロセスだと私たちは考えます。
「Gutai Rewind」は、創造の定義を「模倣の否定」から「編集の肯定」へとアップデートする実験的プロジェクトです。
Vision|Recontextualization=文脈の再構築
私たちは、「スポーツ」という強烈な身体性と共同性を持つ現代的現象を、
アートという異なる文脈に再配置することで、創造とは何かという根源的な問いを見つめ直します。
無からの発明ではなく、「視点の転換」こそが創造の源泉である。
この思想を軸に、アート、音楽、ファッション、映像といった多様なメディアを用いて、創造の現場に新たな風景を提示します。
Theme|スポーツの熱狂をアートで表現する
スポーツは、現代社会における儀式=リアルな芸術体験です。
それは、爆発的な身体性、即興性、そして集団的な感情をともなう、日常に潜むアートの一形態。
私たちは、このスポーツの持つエネルギーを、以下の表現領域で編集・再構成します:
Media Forms
写真:一瞬の動きを切り取り、永続化する
絵画:日常の中にある疑問を大切にする
音楽:穏やかな旋律を通じて静かな感動を呼び起こす
映像:熱狂の構造を再構成する編集芸術
アパレル:ただのファッションではなく、「ユニフォーム」
Social Message|創造性の民主化
Port11Visionがここで捉えるスポーツとは、勝敗を超えた人間の絆・協力・成長の象徴です。
そのエネルギーを、アートやファッションを通じて日常へ持ち込み、
自分らしさを尊重し合いながら、共に成長できる社会のあり方を表現していきます。
私たちの使命は、創造性とエネルギーを「作品」に閉じ込めることではなく、
日常へと開放することにあります。
Slogan
「編集こそ創造である」
存在する“1”の中に、まだ見ぬ“1”を見出すこと。
芸術とは、「すでにあるものを、どう見るか」で生まれ変わらせる行為。
Gutai Rewind は、そんな未来型の創造のあり方を社会に投げかける、アートプロジェクトです。
Port11Vision
Creative Director Louis Van Lamar